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奈良、母屋のリノベーション①

制作日: 2022年12月17日| ブログ

新築を建てさせて頂いたOBのお客様の敷地内に隣接する母屋の改築工事をさせて頂きました。

築60年以上前の入母屋の建物です。

お客様のご要望は、外観は現状の風合いを崩すことなく増築及び、傷んだ屋根の葺き替えなど。

年間行事などで来客が多いので玄関に来客スペースを作り、人が集まると玄関、客間、リビングを大きいスペースとして使用したい。

山から薪を調達できるので薪ストーブを設置するなどがありました。

 

  • 田舎建ての建物で、台所、居間、座敷、仏間など個別に部屋が仕切られている昔ながらの作りです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • 柱や梁は良いものを使われて建てられています。日本建築ならではの梁の継ぎ手や仕口は大工さんが刻んでいます。木材の曲がり具合や大きさを読み、材を合わせていくのは匠の業ですね。

建築当時の御幣が残っていました。

平屋建てですが、小屋が高く屋根裏部屋として利用していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • 外部で特に傷んでいたのは屋根瓦です。年数での劣化、凍傷でのひび割れもあり、葺き替えすることにしました。

    瓦通りのズレ

    平瓦は裏止めの土が少なくなり全体的に歪んだ並びになっています。

    赤丸が凍害による割れです。

    軒先の万十瓦もズレています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • 瓦を撤去後、下地の合板、防水シートのゴムアスルーフィング施工後、瓦桟を並べていきます。

瓦桟1段目

2段目を施工し、瓦の割付が決まります。

瓦桟にビス止め工法で瓦を並べていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

土を敷かない乾式の瓦桟を施工してビス止めにて瓦を固定していきます。

土を乗せませんので建物の重量も軽くなり、また瓦をビス止めにて固定しますので台風での飛散も抑えられます。

大屋根葺き替え後

下屋葺き替え後

 

 

 

 

 

 

 

妻側化粧瓦周辺

入母屋と隅棟の仕舞

大屋根完了後。大屋根には薪ストーブの煙突が出ています。

 

 

 

 

 

 

 

 

屋根の葺き替えが完了し、建物が軽くなりました。 土が載っていた相当数の重量が柱、梁に掛かっていたと思われます。

軽くなり、歪んだ部分も出てきますので、梁の継ぎ手や柱の建ちを見ながら建物内の工事も本格的に進めていく事が出来ます。

内装作業の内容などは順次UPしてきます。

 

 

 

 

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岸田 裕信(キシダ ヒロノブ)

この記事を書いた人: 岸田 裕信(キシダ ヒロノブ)

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