平屋の特集記事について思う
奥田です。
先日、届いた新建ハウジングプラスワンという住宅雑誌に平屋の特集記事が掲載されていました。どうも最近、平屋が注目されているようです。
古くからの日本の住宅の当たり前の風景として、高層マンションでは味わえない全員が同じ目線で生活する安心感と庭や道路とのつながりの心地よさが現代に見直されているそうです。
当社でも、昨年は複数棟の平屋住宅を建築しましたし、他にも平屋を検討されている方がいらっしゃいました。住宅の新しい流れを感じる出来事です。
今後3年間以内に、家づくりを計画している方へアンケートでは65%の方が平屋を建てたいと思われているそうです。
注目する点では、
平屋を検討されている方は、平屋以外を検討されている方と比べて、世帯年収に差はないものの、住宅予算の上限は低い傾向にあり、必要なものをしっかり見極めて買う、現代的な生活者の印象がうかがえるそうです。無駄に物は持たない、無駄に大きいものは持たないシンプル族のかっこいい思想が見えてきます。
20歳代から70歳代の年齢別でも、20歳代が最も平屋に関心を持ち、次に70歳代、60歳代と続きます。
平屋を検討されている方の平屋に対するイメージは、シンプルな生活、長く住める、コンパクトで魅力的、家族が一つにまとまりそう、などポジティブなものが26項目あり、広い土地が必要、防犯が心配、などネガティブはイメージは6項目にとどまっています。
平屋なら、階段の昇り降りもありません。廊下も少なく済みます。自分でメンテナンスも手が届きます。コンパクトに建てて、賢く生活できます。家族が一つになります。
香里園でも、ある程度の土地の広さがあり、日当たりや眺望が確保されるなら、また、もし対側の住宅も平屋であったり、や高層マンションなどでなく目線が揃うなら、平屋住宅はもっと増えていってほしいと思っています。