日本の住宅の資産価値
制作日:
2017年3月2日|
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昨年、スウェーデンでは、地価の上昇が激しかったそうです。
それが原因で、住宅ローンの貸しだし期間が縮められることになりました。
これまでのスウェーデンでは、住宅ローンの貸出年数に上限がなく、その平均は実に140年だったそうです。
この度、その住宅ローンの期限に上限が設けられ、「105年」に縮められたということです。
返済方法は死亡時に一括で返済するか、子供が負債を引き継ぐのだそうです。
日本の住宅ローンは、一部で50年もありますが、現在は35年までが一般的ですから、3倍もの超長期です。
年数の違いは、住宅の担保評価のしかたと関係がありそうですが、
それほどスウェーデンの住宅は長持ちするのでしょうか、それとも日本の金融機関の担保評価が厳しすぎるということでしょうか。
日本でも、丈夫で性能のいい家を建てて、死亡時に一括返済したり、親子三代代で安心してローンが組める時代が来ればいいと思います。そうすればローンの月々返済額も低くなり、予算に余裕が生まれ、より丈夫で長持ちするいい家を建てる人が増えるのではないでしょうか。
新築をご検討中の方、率先して、丈夫で長持ちの家を建ててください。いづれあなたの住宅が評価されるときが来ると思います。
予算の少なさが原因で性能の低い家が建っていくという悲しい負のスパイラルは避けたいものです。