Loading...

南中振2丁目展示場現場日記⑤

制作日: 2011年9月24日| ブログ, 現場日記

image

image

image

この現場の外壁は金物工法のサイディングを使用する予定ですが、
その前に、雨水の浸入を防ぐために、透湿防水シートを施工します。
分譲地の建設現場や、建築中の現場で白い紙が壁に貼っているのを見かけませんか?
透湿=湿気を逃がし、防水=水を防ぐシートです。
これは一般的に必ず施工するシートですが、弊社ではさらに遮熱=熱をはね返す機能がある透湿防水遮熱シートを標準で施工しています。
断熱材が入ってるから、だいじょうぶと思われがちですが、実はそうじゃないんですよ。
真夏ですと屋根や壁が太陽の熱を吸収して蓄熱します。これが熱源となり、室内に熱を放出します。
夏の暑さの原因にもなる輻射熱です。
輻射熱が室内に放射される前に熱をはね返す(=遮熱)事で断熱効果も発揮されます。

じゃあ、冬は遮熱すると寒くなる?
いいえ、逆ですよ。冬は魔法瓶のように熱が外に逃げるのを防いで、暖かく保ちます。
つまり夏涼しく、冬暖かな快適な家になります。

断熱、気密、遮熱が家の快適性を高める熱対策です。
弊社で標準装備しているデュポンタイベックシルバーは熱の反射率は80%です。
実は結構高い商品なのですが、頑張って標準装備にしています(汗)

普通の透湿防水シートと遮熱出来る透湿防水シート、標準で装備されているならどちらかがいいですか?(笑)

タイベックシルバー

次回は遮熱パネルーフです。