2024年11月に竣工させて頂きました「ZEHの家」になります。
専用住宅
太陽光発電400Wパネル35枚・・・14.00KW搭載
BELS評価「星5★★★★★」取得
Ua値・・・0.42 「HEAT20/G2(6地域)」
構造・・・耐震等級3、耐風等級2
制震ダンパー装置を取付。evoltz(エヴォルツ)制震ダンパーとは自動車などで利用されているショックアブソーバーの原理をベースにつくられた木造住宅用の制振装置です。地震の揺れを軽減させて衝撃を和らげ、家を傷めないようにする技術なので建物損傷が軽減されるため、繰り返される余震に有効とされています。
高い耐震性と大空間を実現するSE構法の家
高い耐震性を確保しながら大空間を実現するために必要なのは、頑丈な構造体です。SE構法なら木造住宅でも耐震性の高さと理想とする大空間の両方を叶えられます。
大空間を実現するラーメン構造
ラーメン構造とは、柱と梁のつなぎ目を剛接合することで、耐震性と自由度の高い空間を両立できる建築構造形式のことです。
これまでのラーメン構造は鉄筋コンクリート造(RC造)や鉄骨造でよく用いられてきました。ラーメン構造は鉄やコンクリートといった、強度計算ができる部材を前提としているため、1本1本の品質が異なる木材を使った木造建築にラーメン構造を採り入れるという発想が存在していなかったのです。
ところが最近では木材でも品質が担保できるようになったことから、強度の確保と構造計算が可能に。こうして木造のラーメン構造「SE構法」が誕生しました。
ラーメン構造は筋交いなどの斜め材を入れなくても柱と梁だけで強度が保てるのが特徴。そのため、吹き抜けやビルトインガレージなど、柱がない大空間も実現しやすくなります。
緑と木製デッキを組み合わせた外観
ビルトインガレージへのアプローチを芝生にさせて頂きました。
車の通行もでき、芝生の育成に適した(緑化率67%)の緑化舗装材のアプローチです。
奈良吉野桧を使用した木製ウッドデッキ。
吉野桧は、緻密な年輪で美しい色艶。そして独特の香りを持つ木材です。
すのこ状のフェンスにすることにより、風通しもあり、目隠しも対応したデザインです。
1階LDの吹抜空間と2階洋室も内装造作建具で間仕切ることのできる開放的な空間になります。
ガラス建具として、空間を遮ることも可能ですし、連格子建具として使用すれば温度差換気を利用して風を作り出し、熱を逃がす快適な住まいつくりができます。
無垢材を使用したオリジナル家具も作製しました。
玄関ベンチやトイレカウンターは楓(カエデ)材
ダイニングテーブルやベンチも1枚の欅(ケヤキ)材から作製しました。
太陽光発電は400W(マキシオン)を35枚設置しました。
日中の太陽光エネルギーでおひさまエコキュートのタンク沸かしを行い
テスラ製蓄電池にも蓄電することにより、夜間のエネルギーも対応しております。