基礎工事、検査も合格し、いよいよ木工事に入ります。
まずは基礎断熱材施工とEco-i24時間換気システムの施工です。
Eco-i24時間換気システムと基礎内部の断面図
昔から家の中で最も傷むのは「床下」で、一番リフォームが多い場所でもあります。
対策としては、乾燥した空気を絶えず流すことです。それにより、白アリも腐朽菌も繁殖しません。
エコ・アイ工法は、床下にも乾燥した空気を循環させて、木材の耐久性を高めるだけでなく、床下を高くしてメンテナンスを容易にしています。
Eco-i24時間換気システム(冬の場合)
①外から新鮮で綺麗な冷たい空気を屋外吸気口から取り入れ、家の床下にある全熱交換機へ送ります。
②全熱交換機で室内の暖かい熱と快適な湿度だけを外から入ってきた新鮮で綺麗な冷たい空気に移します。(※室内温度が20℃、外の温度が0℃とすると、普通に空気を入れ替えると0℃の冷たい空気がそのまま家の中に入って来ますが、全熱交換器を使用する事により15℃程度で新鮮な空気が入って来ます。)
③全熱交換機から床下へ空気を送り、地熱により床下の空気を暖めます。
④全熱交換機と地熱により暖められた空気を1階の床給気口から室内へ送ります。
⑤また、室内のホコリ、ダニ、カビなどを含んだ汚れた空気や、浴室脱衣場など過度の湿気は各部屋、各クローゼットの床にある排気口からダクトを通り、床下 の全熱交換機へ送られます。(アレルギーの原因となるダニ、カビやホコリは床上30センチの空気層に沈殿しています。床に排気口を設けるコトにより効率的 に汚れた空気を排気できます。)
⑥全熱交換機で暖かい熱と快適な湿度だけを外から入ってきた新鮮で綺麗な冷たい空気に移しダニ、カビ、ホコリを含んだ汚れた空気は外へ排出されます。(全熱交換機は匂いも移してしまう為、トイレは全熱交換機を通らず排気されます。)
⑦全熱交換器で8割くらいの熱は移しますが2割の暖かい熱が残っているので、エアコンの室外機やエコキュートのヒートポンプの背面に屋外排気されます。(ヒートポンプは外気温の低下で効率が下がるので暖かい空気を当てて少しでも効率をあげます。)
上記のような換気システムを使う事で空気が綺麗で暖かい居住環境を作るコトができます。
健康の視点から見るEco-i換気工法
現在では24時間換気が義務付けられています。一般的な24時間換気は第1種(吸・排気共に電動)または第3種(排気のみ電動)の小型換気扇が壁の高い位置に取り付けられています。つまり、各居室とトイレ・洗面所などに換気扇が付いてきます。換気扇が付けば当然その外部にはフードが付きますので、折角の新築もフードだらけの賑やかな外観になってしまいます。
更にこのタイプの換気扇は風の強い日は大変音が賑やかです。あまりに五月蠅いのでガムテープで塞いでしまっているご家庭も有るそうです。これでは換気の役目を果たせませんし、見た目にも残念です。これらの欠点を払拭したのがEco-i熱交換換気システムです。
例えば、空気は透明なので普段気にしていないと思いますが、実はお部屋の下方に行くほど汚れています。汚れた空気は重いので下に溜まっていきます。一般的な24時間換気は高い場所に有りますので、高方の汚れていない空気を吐き出して換気しています。これでは折角換気をしてもお部屋の下部の空気はどよんだままです。赤ちゃんをお持ちのご家庭では赤ちゃんが一番空気環境の悪い場所で生活をする事を余儀無くされている事になります。
猛暑が続いておりますので業者さんには十分に水分補給と休憩を取って安全に作業をして頂くようにしています。(岸田)
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