これから注目される木造非住宅
制作日:
2018年9月26日|
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また、関西に台風がやってきそうですね。
最後の平成の年は元号に込められた私達の願いをあざ笑うかのようです。何とか被害が少なく過ぎ去ってほしいものです。
さて、公共建築物や文教施設、商店、事務所、医院、商業ビルなどで木造建築物が増えています。
今までの固定概念として、大きな建物は鉄筋コンクリートか、重量鉄骨造のような考えがありましたが、公共建築物木材利用促進法の施行などにより、木造木造建築物を推進する機運は高まっています。
木造建築の良さは、断熱性の高さや癒し効果に加えて、施工性の良さ、CO2排出量の抑制など、良いところがたくさんあります。地元の職人さんの仕事も増えます。
また、躯体が軽いため、基礎も肥大化せず、施工コストとして、鉄筋コンクリートや重量鉄骨造に比べて、15~30%程度安くできます。将来の除却費用も安く済みます。
また、当然固定資産税も安く、減価償却も短いので節税効果も期待できます。
いろいろといいことがあるのですが、最大の木造建築物の利点は、やはり木の持つ温かさや手触り、癒し効果ではないでしょうか。
こんないい素材があるのに、住宅を冷たい鉄やコンクリートで建てる方の価値観はどこにあるのでしょうか。(すみません)
地域の商店も保育所も医院も工場も、人が過ごす建物はみんな木造建築で建ったらいいなあと思います。