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外壁塗装でイメージチェンジ!

制作日: 2017年3月13日| ブログ, 現場日記

枚方市で先月工事をさせて頂いた物件をご紹介させて頂きます。
築30年ほどのお住まいで、外装メンテナンスを含めて工事をさせて頂きました。

このお住まいは、乾式コンクリート瓦と外壁はモルタル下地の上に塗装を行なっています。


 

 

 

 

今回、メインでご説明する点として・・・瓦についてです。
乾式コンクリート瓦とはセメント+水+骨材を混合し、押出し成形した後、
着色セメントスラリー塗装とクリアー塗装を施し養生した瓦です。
スラリー層(着色セメントスラリー塗装)とは成形後、
着色スラリーと呼ばれるコンクリートと同質の無機質着色材を1mm以上(2mm~3mm)の塗膜を塗布した防水層になります。
乾式コンクリート瓦でもメーカによって呼び名が違います。
環境にもよりますが、クリアー塗膜を含めスラリー層は少しずつ劣化し、15年前後でほぼ無くなってしまいます。
以前は、スラリー層のある乾式コンクリート瓦の塗り替えは、塗装後早い時期に脆弱したスラリー層から塗膜剥離が起こることが多く、スラリー層のある乾式コンクリート瓦の塗り替えは困難とされていましたが、
近年では乾式コンクリート瓦専用の下塗材が各塗料メーカーより開発されています。

瓦は特に紫外線・雨風にさらされている箇所となりますので、外壁に比べ劣化は早くなります。
劣化の初期症状として、塗膜の艶がなくなり色あせがおこります。
瓦表面の塗膜が劣化した状態で長期間放置しますと、風雨によって塗膜が流れ落ちてしまい、
瓦自体の素材「セメント」が表面に表れてくるようになります。
素材がむき出しとなった瓦はセメントの成分であるカルシウムが流出してしまう為に、
骨材が表れ、瓦表面にざらつきなどが生じてきます。
表面に塗膜面がなくなった結果、より水分を瓦自体が吸収しやすくなり、瓦の割れや、ひどい場合、漏水の原因となります。


 

 

 

 

高圧洗浄後


 

 

 

 

ハイブリットプラマー塗布


 

 

 

 

瓦専用塗料(中塗)


 

 

 

 

瓦専用塗料(上塗)

今回は、この瓦の塗装も含めて、外装塗装を行ない、
暖かい雰囲気のお住まいから無彩色のアクセントの効いたお住まいの外観になりました。

和風のイメージを引き立たすために、門塀を焼杉板仕様に変更しました。

 

 

 

 

 

外壁塗装は、外観のイメージチェンジだけではなく、
足場を施工しますので、外装面のメンテナンスとしても重要な工事となります。

お住まいによって、立地条件なども違いますので、お住まいに適したメンテナンスが必要となります。
私たちは、お客様に喜んで頂ける「最善のご提案と最高の施工」をさせて頂きます。

住宅メーカーに頼むか、地元で工務店を探すか。答えはここにあります。

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石井 敬一(イシイ ケイイチ)

この記事を書いた人: 石井 敬一(イシイ ケイイチ)

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